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ミュンヘン空港とフランクフルト空港、排気量物質に基づき着陸料設定を計画

  • 2007年10月12日
 ミュンヘン空港とフランクフルト空港は2008年1月から3年間、試験段階として排気物質量に基づく離着陸料を導入する。ドイツ運輸省の協議のもと、ドイツ・エアトランスポート・イニシアティブが開発したもの。全エアラインを対象に実施し、窒素酸化物を1キロ排出ごとに3ユーロ課金する。ただし、機材タイプ別の最大離陸重量に基づく固定料金での減額により相殺されることになる。廃棄物質量に由来する離着陸料とすることで、鉱区会社に対し、窒素酸化物の排気量を可能な限り削減する動機を与えるとともに、航空機メーカーには技術革新を推進させる持続的なメッセージとなると期待している。