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ルクセンブルグ観光省、業界との関係構築で「まずは1泊」目指す

  • 2007年10月5日
 ルクセンブルグ観光省代表のロベール・ヘーヴァー氏は現在、旅行業界との関係構築を進め、現状は「ほとんどない」という日本人宿泊者を増加させていきたい考えだ。ヘーヴァー氏は約1年前の就任以来、FAMツアー、日本語ウェブサイトの構築、ワークショップへの出展などに取り組んできた。また、旅行会社を訪問してプレゼンテーションをしたことで、「数社と良好な関係を築けている」という。また、ベネルクス3国やフランス、ドイツなどの観光局との連携にも努めている。

 現在、日本人旅行者のルクセンブルグ内の滞在時間は、数時間程度の場合が多い。ヘーヴァー氏は、世界遺産や治安の良さに加え、「1泊2日の中でも、モーゼルや小スイスなどへのエクスカーションが組める」と、小国ならではの魅力をアピールする。今後も、業界への働きかけを継続していく考えで、年内に業界向けのメールニュースの配信を開始する。また、TGV東線が6月に開通し、パリからの訪問者が増加しており、パリとの周遊旅行も訴求する方針だ。