外国人観光客の訪日動機、トップは「ショッピング」−訪問先は分散傾向示す
国際観光振興機構(JNTO)が外国人旅行客のうち、観光目的での訪日に限って動機を調べた調査の結果、1位になったのは全体の34.8%の「ショッピング」であった。調査は、2006年7月から2007年3月にかけて2ヶ月ずつ3回実施した。
ショッピングに次ぐ2位は、昨年1位の「伝統文化・歴史的施設」で32.4%。これに「温泉・リラックス」が32.1%で続いた。また、アジアからの観光客は「ショッピング」を選択し、欧米からの場合「伝統文化」や、「日本人とその生活」に関心を抱く傾向だ。
観光客に占めるリピーターの割合は、47.5%であった。国別で初訪日の割合が高かった国は、84.4%の中国、80.9%のイギリス、66%のフランスとなり、逆に香港は75%、台湾が68.5%とリピーターの比率が高くなった。
また、旅行客全体での都道府県別訪問率では、東京が57.4%、大阪が23.7%となるなど、上位9位が過去2年間から変化なかった。その一方で、ブロック別では、関東が前年比0.9%減であるのに対し、北海道が0.8%増、東北が0.7%増、北陸が0.8%増となるなど、訪問先が地方に分散する傾向を示した。
ショッピングに次ぐ2位は、昨年1位の「伝統文化・歴史的施設」で32.4%。これに「温泉・リラックス」が32.1%で続いた。また、アジアからの観光客は「ショッピング」を選択し、欧米からの場合「伝統文化」や、「日本人とその生活」に関心を抱く傾向だ。
観光客に占めるリピーターの割合は、47.5%であった。国別で初訪日の割合が高かった国は、84.4%の中国、80.9%のイギリス、66%のフランスとなり、逆に香港は75%、台湾が68.5%とリピーターの比率が高くなった。
また、旅行客全体での都道府県別訪問率では、東京が57.4%、大阪が23.7%となるなど、上位9位が過去2年間から変化なかった。その一方で、ブロック別では、関東が前年比0.9%減であるのに対し、北海道が0.8%増、東北が0.7%増、北陸が0.8%増となるなど、訪問先が地方に分散する傾向を示した。