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ユーロスター、ロンドン発着駅の移転で利便性の向上−来年には増発も

  • 2007年9月20日
 ユーロスターは11月14日から、ロンドンでの乗入駅をウォータールー・インターナショナル駅からセントパンクラス・インターナショナル駅に移転する。セントパンクラスへの移転に伴い、イギリス国内すべてで高速路線を施設することから、ロンドン/パリ間の所要時間が短くなるほか、来年2月17日からは現在の1日16本から17本体制に増やし、来夏をめどに18本体制とする。このほど来日したユーロスターインターナショナルセールスディレクターのマイケル・デービス氏が語った。

 セントパンクラス駅構内の設備もアップグレードを行う。まず、セキュリティレーンを6ゲートから9ゲートとし、将来的には10ゲートとすることで多くの旅客への対応力を高める。また、駅構内にはラウンジを設け、1階には食事ができるスペース、2階はPCや雑誌、新聞などを揃え、出発前の時間を過ごすことのできるスペースを確保する。なお、ラウンジはパリ、ブリュッセルにもある。

 また、この移転により、ロンドンでの他の鉄道、地下鉄の乗継利便も高まる。特に、スコットランド方面、バースなど観光地との接続が容易になるほか、地下鉄としてヴィクトリア線、ピカデリー線、ノーザン線、サークル線、ハマースミス&シティー線、メトロポリタン線の6路線へ乗換ができる。