アクセスランキング、1位バンコク火災、2位羽田チャーター、3位KNT再編
[総評] 今週は先週に引き続き旅行会社、航空会社、ホテルのニュースがランキング10傑に顔を出しています。先週もランキングした近畿日本ツーリストの再編も金曜日の配信でしたが注目が高い記事で、関連記事も多く読まれていました。
羽田から上海へのアクセスが開設され、旅行各社も商品を発表しましたが、羽田/金浦を見ていれば、大きな需要が期待されるところ。ビジネス需要に加え、レジャー需要でも首都圏では成田へのアクセスが悪い幅広い層への広がりも見込めます。こうした点で、海外旅行の市場拡大に寄与していただきたいところです。
第1位
◆マンダリン・バンコク火災に遭遇した日本人は200人前後に、入院治療は4名(09.06)
≪コメント≫一大事に至らず、不幸中の幸いです。今一度、旅行中だけでなく普段から万が一の場合に備えたいところです。
第2位
◆羽田/虹橋間、日系2社のスケジュールなどが決まる−JLは成田と同運賃(09.05)
≪コメント≫9月29日から運航開始される羽田/虹橋間については今週、旅行会社の商品も出揃いました。あと3週間と期間は短いですが、「中国側の努力」で日中国交正常化35周年に花を添えることになりました。虹橋/金浦間もはじまると、日中韓の三ヶ国のトライアングルができ、便利になりそうです。
<関連記事>
◆羽田/虹橋利用商品、JTBは9月29日から、阪急は当初予定で販売継続(09.03)
第3位
◆KNT再編(1)−コンセプトは「挑戦」「自信」と「自立」、伊藤常務(09.07)
≪コメント≫伊藤常務のお話から、KNTは転換点にあるという認識を強く受けました。「52才になったKNTは『挑戦』『自信』と『自立』していく」とおっしゃいましたが、この再編をきっかけに浮上していくのか、来年の業界動向の焦点のひとつになります。
<関連記事>
◆KNT再編(3)、本社は仕入れ、企画を強化「本社でこそやるもの」を選別(09.07)
◆KNT再編(2)−店頭販売事業「対面販売の能力を高める」(09.07)
第4位
◆苦情件数、5月に11ヶ月ぶり前年増−ネット関連の相談増加、契約締結拒否も(09.06)
≪コメント≫契約締結の拒否で気になるのは、いわゆる「ハードクレーマー」を恐れた対応です。JATAでも契約拒否は慎重にと促していますが、クレームへの対応をしっかりしつつ、かつ的確に行いところです。
第5位
◆日本航空、12月14日からモスクワ発着をドモジェドボ空港に変更(09.06)
≪コメント≫BRICsの一角で、訪れる人も多くなっていると聞きます。ビジネスだけでなく、レジャーではサンクトペテルブルグへのツアーなどが人気を集めているようです。なお、期中の空港変更なので、消費者の案内には注意したいところです。
第6位
◆セントレジスホテル大阪、2010年に開業へ−東京進出は「次の使命」(09.04)
≪コメント≫東京には世界の有名ブランドが集結してきました。スターウッドホテル&リゾート・アジア太平洋地区社長のミゲル・コー氏は関西経済の成長を見越した展開である語りましたが、その他著名ブランドも大阪への進出を考えているところもあり、新たな展開は注目したいところです。
第7位
◆ジェットスター航空、9月8日から関西/ケアンズ線を就航(09.04)
≪コメント≫国際線LCCとしてジェットスター航空の注目が集まりましたが、いよいよ3路線目の展開となります。上のセントレジス、さらに関空の韓国へのエアポートプロモーションと、今週は関西圏の話題も目立ちました。
第8位
◆中部、完全24時間化視野に営業力強化へ、トップセールスを継続実施(09.03)
≪コメント≫国内線と国際線の乗り継ぎ利便性を高めることで登場したセントレア。国際線では、名古屋圏に加え、北陸からのアクセス利便性の向上で、こうした地域からの利用を促そうとしています。アジア・ゲートウェイ戦略でも重要な位置づけを占めており、今後の路線誘致と需要獲得が望まれます。
第9位
◆エミレーツ、サンパウロ線の搭乗客に最大1万マイル提供、乗継利便アピール(09.05)
≪コメント≫南米へのアクセスは、アメリカ本土経由に加え、カナダ、ヨーロッパ、そして中東と非常に幅が広い選択肢があります。各社とも、南米への乗継ぎ利便性をアピールしていますが、EKも加わりさらに競争が激しくなりそうです。
第10位
◆スペシャリスト・インタビュー 読売旅行 羽田利久さん(09.04)
≪コメント≫羽田さんの言う「遊び上手な人」、そして「現場が好き」という言葉が印象に残るところ。旅行業界だけでなく、「効率化」の御旗の下、仕事が厳しいという話が良く聞きますが、今後は「本当の遊び」とともに「遊び心」を持って仕事にあたると、お客様は思わぬ「+アルファ」になるかもしれません。
羽田から上海へのアクセスが開設され、旅行各社も商品を発表しましたが、羽田/金浦を見ていれば、大きな需要が期待されるところ。ビジネス需要に加え、レジャー需要でも首都圏では成田へのアクセスが悪い幅広い層への広がりも見込めます。こうした点で、海外旅行の市場拡大に寄与していただきたいところです。
第1位
◆マンダリン・バンコク火災に遭遇した日本人は200人前後に、入院治療は4名(09.06)
≪コメント≫一大事に至らず、不幸中の幸いです。今一度、旅行中だけでなく普段から万が一の場合に備えたいところです。
第2位
◆羽田/虹橋間、日系2社のスケジュールなどが決まる−JLは成田と同運賃(09.05)
≪コメント≫9月29日から運航開始される羽田/虹橋間については今週、旅行会社の商品も出揃いました。あと3週間と期間は短いですが、「中国側の努力」で日中国交正常化35周年に花を添えることになりました。虹橋/金浦間もはじまると、日中韓の三ヶ国のトライアングルができ、便利になりそうです。
<関連記事>
◆羽田/虹橋利用商品、JTBは9月29日から、阪急は当初予定で販売継続(09.03)
第3位
◆KNT再編(1)−コンセプトは「挑戦」「自信」と「自立」、伊藤常務(09.07)
≪コメント≫伊藤常務のお話から、KNTは転換点にあるという認識を強く受けました。「52才になったKNTは『挑戦』『自信』と『自立』していく」とおっしゃいましたが、この再編をきっかけに浮上していくのか、来年の業界動向の焦点のひとつになります。
<関連記事>
◆KNT再編(3)、本社は仕入れ、企画を強化「本社でこそやるもの」を選別(09.07)
◆KNT再編(2)−店頭販売事業「対面販売の能力を高める」(09.07)
第4位
◆苦情件数、5月に11ヶ月ぶり前年増−ネット関連の相談増加、契約締結拒否も(09.06)
≪コメント≫契約締結の拒否で気になるのは、いわゆる「ハードクレーマー」を恐れた対応です。JATAでも契約拒否は慎重にと促していますが、クレームへの対応をしっかりしつつ、かつ的確に行いところです。
第5位
◆日本航空、12月14日からモスクワ発着をドモジェドボ空港に変更(09.06)
≪コメント≫BRICsの一角で、訪れる人も多くなっていると聞きます。ビジネスだけでなく、レジャーではサンクトペテルブルグへのツアーなどが人気を集めているようです。なお、期中の空港変更なので、消費者の案内には注意したいところです。
第6位
◆セントレジスホテル大阪、2010年に開業へ−東京進出は「次の使命」(09.04)
≪コメント≫東京には世界の有名ブランドが集結してきました。スターウッドホテル&リゾート・アジア太平洋地区社長のミゲル・コー氏は関西経済の成長を見越した展開である語りましたが、その他著名ブランドも大阪への進出を考えているところもあり、新たな展開は注目したいところです。
第7位
◆ジェットスター航空、9月8日から関西/ケアンズ線を就航(09.04)
≪コメント≫国際線LCCとしてジェットスター航空の注目が集まりましたが、いよいよ3路線目の展開となります。上のセントレジス、さらに関空の韓国へのエアポートプロモーションと、今週は関西圏の話題も目立ちました。
第8位
◆中部、完全24時間化視野に営業力強化へ、トップセールスを継続実施(09.03)
≪コメント≫国内線と国際線の乗り継ぎ利便性を高めることで登場したセントレア。国際線では、名古屋圏に加え、北陸からのアクセス利便性の向上で、こうした地域からの利用を促そうとしています。アジア・ゲートウェイ戦略でも重要な位置づけを占めており、今後の路線誘致と需要獲得が望まれます。
第9位
◆エミレーツ、サンパウロ線の搭乗客に最大1万マイル提供、乗継利便アピール(09.05)
≪コメント≫南米へのアクセスは、アメリカ本土経由に加え、カナダ、ヨーロッパ、そして中東と非常に幅が広い選択肢があります。各社とも、南米への乗継ぎ利便性をアピールしていますが、EKも加わりさらに競争が激しくなりそうです。
第10位
◆スペシャリスト・インタビュー 読売旅行 羽田利久さん(09.04)
≪コメント≫羽田さんの言う「遊び上手な人」、そして「現場が好き」という言葉が印象に残るところ。旅行業界だけでなく、「効率化」の御旗の下、仕事が厳しいという話が良く聞きますが、今後は「本当の遊び」とともに「遊び心」を持って仕事にあたると、お客様は思わぬ「+アルファ」になるかもしれません。