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日本システム開発、海外航空券自販機を旅行会社に提供、1人送客で500円

  • 2007年9月7日
 日本システム開発(NSK)は9月14日から、エアプラスとデジタルハリウッドと共同で展開する海外航空券自動販売機「イーナ・ドット・トラベル」(イーナ)を、旅行会社向けにも提供する。アフェリエイトと同じで、旅行会社は自動販売機に見立てたイーナへのリンクバーナーを自社ホームページに設置し、販売額ではなく送客数に基づいて1人500円のコミッションが払われるという仕組み。初期費用・使用料金のほか、航空券の知識や仕入れ・値付け、問合せの対応などの手間を不要とするため、今まで国際航空券を扱っていない旅行会社や、得意なデスティネーション以外の航空券など販売効率向上を狙う旅行会社をターゲットに、年間利用100社、送客数2万人を見込む。

 具体的にはNSKが旅行会社への営業展開を行い、消費者からの問合せなど実際の旅行業務の取り扱いに関する契約はエアプラス、イーナのサイトデザインとピーアールはデジタルハリウッドが担当する。サービス当初は旅行会社のホームページにバナーを貼る形式だが、今後はホームページに検索ウィンドウを埋め込む形式や、デスティネーションに特化したボタン形式の提供も予定する。詳細等は9月14日のJATA世界旅行博で実施するワークショップで説明する。

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