トラベルカウンセラー制度、テーマ別スペシャリストで「世界遺産」加わる

  • 2007年9月4日
 トラベルカウンセラー制度推進協議会は、テーマスペシャリストとして展開を予定していた「世界遺産スペシャリスト」について新設を正式に決定した。これはNPO法人の世界遺産アカデミーが実施する「世界遺産検定」と連動するもの。世界遺産スペシャリストの認定には、初級検定を受けた後、中級検定を受けて合格した者が対象。認定の資格は、総合旅行業務取扱管理者、トラベル・コーディネーター、または総合旅程管理主任者であり、世界遺産検定の中級(ゴールド)以上の資格を有し、合格した世界遺産検定の科目の対象エリアにある世界遺産を直近5年間で3ヶ所以上訪問した経験を有することが条件となる。

 現在、トラベルカウンセラー制度のうち、テーマスペシャリストでは「クルーズ」があり、今回の「世界遺産」とあわせ2つとなる。このほか、「ウェディング」のテーマについても検討を進めているところだ。