はとバスは今秋から、GPSを利用して走行するツアーバスの位置を衛星で確認し、その地点の観光情報を中国語、韓国語、スペイン語、日本語の4ヶ国語で自動配信するシステムを導入する。これにより、バスの液晶ディスプレイにガイドする場所を画像や数値データで紹介し、利用者にヘッドホンを通して観光案内サービスを提供できるようになる。道路状況や進行速度に応じてガイド内容を変化させられ、またバスの左右も判別できるという。

　これは訪日外国人旅行者の増加に対応するもので、JTBグローバルマーケティング＆トラベルと共同で運行している訪日外国人旅行者向けパッケージツアーを中心に、対応車両を導入する。