日本空港ビルデング、第1四半期の純利益は1.6%増の12億2400万円
羽田空港を運営する日本空港ビルデングは第1四半期に、家賃収入や施設利用料収入が増加したことなどにより、経常利益を前年比1.6%増の12億2400万円を計上した。家賃や施設利用料収入の増加は、2月に第2旅客ターミナルビル5スポットの増築工事が終了し、供用を開始したことによるもので、請負工事収入などの増加とともに、営業利益は58.7%増の6億9900万円であった。物品販売業務では、国内線売店が旅客数の減少により前年割れした。国際線売店は、羽田空港免税店が旅客数の増加や免税店の改装、拡張などで好調に推移したものの、成田国際空港では、4月の第2旅客ターミナルビル本館免税ブランドモール新設などによって競争が激化し、こちらも前年を下回った。結果として、この事業セグメントでの営業利益は5.8%減の20億5400万円となった。