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九州型ロングステイを促進、JTB九州を中心に参画組織が15団体・地域に拡大

  • 2007年8月9日
 JTB九州は昨年から取り組みを開始した九州型ロングステイ「おとなの長旅・九州」実証実験を拡大する。これはJTB九州を中心に国土交通省九州運輸局や九州観光推進機構、九州旅客鉄道(JR九州)と各地域がコンソーシアムを結成し、国内旅行の需要拡大や地域活性化の起爆剤として期待される長期滞在の推進を目指すもの。今年度は新たに、メディアである九州じゃらんが参画。また、対象を昨年の5地域から8地域に拡大し、本格的な実証実験に取り組む。

 今年度の対象地域は、別府、竹田、阿蘇、佐世保、波佐見、平戸、上五島、綾、北薩摩。昨年度に参加した33組47名の意見や課題を参考に、テーマ性やプログラムを深めることで、より長期の滞在やリピートを促せる同地域ならではの体験プログラムの確立を図る。今年度の目標人数は1地域あたり20名の合計160名。現在は「自然散策しながら草花採取・押し花アートの達人になる」(5泊6日延泊可・竹田地域)など計23プランを企画。東京や大阪、九州で計4日間のモニター説明会を開催する。

 なお、コンソーシアムの代表にはJTB九州の代表取締役社長である水嶋修三氏が就任。8月13日には九州運輸運輸局で設立総会を開催する。

▽おとなの長旅・九州
http://www.nagatabi.jp/