ワタベ、第1四半期の海外売上13%増、挙式数400組減少も単価がアップ

  • 2007年8月9日
 ワタベウェディングの平成20年3月期第1四半期(平成19年4月1日〜6月30日)の連結業績は、売上高が4.9%増の90億7675万5000円、営業利益が15.6%増の8億8828万2000円で、経常利益が15.1%増の9億4000万円、純利益は4.6%増の5億3200万円であった。

 国内挙式事業が順調に稼動する反面、海外挙式事業の取扱組数は前年同期より400組減少。ヨーロッパが微増、グアムが前年とほぼ横ばいであったほかは、サイパンが50%減、北米方面が30%減、オセアニア20%減、ハワイが5%減で推移したという。ただし、相談業務を強化したことで1組あたりの単価が13%増の60万円と増加。また、自社施設の取扱いが増加し、ハワイ挙式関連の売上は9.5%増の18億6744万7000円、ミクロネシアは23.2%増の9億9755万7000円となり、海外売上高は13%増の36億5014万2000円を計上。連結売上高に占める割合も2.9ポイント増の40.2%と拡大した。

 なお、平成20年3月通期の業績予想には変更はなく、売上高は2.3%増の245億円、営業利益は14.6%増の15億6000万円、経常利益は2.3%増の18億円で、純利益は39.3%増の10億円との見通しを立てている。