シンガポール航空、A380の初便は10月25日、便名は「SQ380」

  • 2007年8月22日
 シンガポール航空(SQ)はエアバスA380型機第1号機の世界初就航を10月25日と決定した。これは10月15日に機体の引き渡しが決定したことを受けたもの。便名は「SQ380」とし、シンガポールのチャンギ空港からシドニーのキングスフォード・スミス空港へ向かい、翌26日にシンガポールに向けて運航する予定。SQのA380型機は総座席数471席で、エコノミークラスとビジネスクラスに加えて、従来のファーストクラスを上回るクラスと位置づける「シンガポール航空スイートクラス」の3クラス制。初便を運航した後、シンガポール/シドニー線の定期便の機材として運航する予定だ。

 またSQでは、初便への搭乗者はオークションサイト「eBay」を通じて販売、得られた売り上げの全額を「国境なき医師団」と「シンガポール共同募金」、シドニーの小児医療機関に寄付するとしており、このオークション開催期間を8月27日から9月10日までと決定した。期間中、各クラスの航空券の往路と復路それぞれ片道について、1枚単位、2枚単位、複数枚単位で入札期間を数度に分け順次出品する予定だ。


▽シンガポール航空、A380型機特設サイト
http://www.singaporeair.co.jp/a380/