ACIレポート、06年の世界の航空旅客総数は4.8%増で過去最高の44億人
空港国際協議会(ACI)がこのほど発表した「2006ワールド・エアポート・トラフィック・レポート」によると、2006年の世界の航空旅客の総数は前年比4.8%増で過去最高の約44億人、そのうちの国際線は6.8%増の成長率であった。国際線の好調についてACIでは、中国やインド、アラブ首長国連邦などの強い需要によって、アジア・太平洋地域では9.7%増、中東地域も8.6%増となるなど、市場を牽引したと分析。特にアジア・太平洋地域については、「この成長トレンドが持続すると、10年内には北米地域に代わり、最も旅客数の多い地域となる」としている。またアフリカ大陸についても、モロッコが新たにEUとオープンスカイ協定を結んだことなどもあり、観光旅行需要が旅客数を向上させているという。
空港別の分析では、旅客数全体で羽田空港が4%増の6581万672人となり、ハーツフィールド・アトランタ空港、シカゴ・オヘア空港、ロンドン・ヒースロー空港に次いで世界4位となった。また、国際線のみでは成田空港が25.3%増の33 86万94人で、6位となった。
空港別の分析では、旅客数全体で羽田空港が4%増の6581万672人となり、ハーツフィールド・アトランタ空港、シカゴ・オヘア空港、ロンドン・ヒースロー空港に次いで世界4位となった。また、国際線のみでは成田空港が25.3%増の33 86万94人で、6位となった。