関空、07年夏季の国際線総旅客数は100万6300人を予想−中国線は21.3%増

  • 2007年7月19日
 関西国際空港は、2007年7月20日から8月19日までの夏季の旅客数について、前年比同期比4%減の100万6300人との予想を発表した。このうち出発旅客数は51万8000人で、到着旅客数は48万8300人。

 方面別では、中国線が27.2%増の11万500人で全体の21.3%を占めた。その他ではヨーロッパ線が5%増の4万8400人、東南アジア線が5.6%増の4万5300人で、全体に占める割合では韓国線が17.1%、ヨーロッパ線が9.3%でそれぞれ2位と3位となる見込み。また昨年の方面別で3位の旅客数であった北米路線は、相次ぐ運休や減便により大幅に減少し、前年比47.7%減の2万8200人という予想となった。北米路線以外の旅客数を合計すると、前年比2%増となっており、影響の大きさが伺える。

 出発と到着の旅客数のピークは、出発では8月11日が2万4600人、到着では8月18日が2万800人となる予想だ。