アマデウス・ジャパンとエールフランス航空・KLMオランダ航空は7月12日、東京の旅行会社を集めた共催のパーティを開催した。AF/KL旅客営業・マーケティング統括本部長のコーネル・コスター氏は「アマデウスを推奨GDSに選定し、アマデウス・アルテアを利用してシームレスに予約ができるようにしていく」と語り、特にCAT35で多様なネット運賃の提供、運賃の自動計算などのメリットを活かし、旅行会社の省力化にもつなげたい考え。また、AFとKLの統合で「パリ、アムステルダムの2大都市の訪問をしやすく、往復で2つの航空会社を楽しむことができる」と、両社のコンビネーション運賃など販売促進への協力も訴えた。

　アマデウス・ジャパン代表取締役社長の大竹美保氏は「eチケットの対応は今日現在で57社。来週には58社になる」と語り、航空座席の予約に加え、クルーズ、ホテル、地上手配など領域拡大でGDSとしての強みを今後も打ち出していく考えを示した。