京浜急行、羽田再拡張にあわせビジネスホテル事業強化−名称を決定

  • 2007年7月12日
 京浜急行電鉄は羽田空港の拡張にあわせ、宿泊機能に特化したビジネスホテル事業の展開を強化する方針だが、今年11月に1号店を開業する。来年8月にも2号店を展開するが、チェーンホテルの名称を「京急EXイン」とし、ビジネスホテル事業を運営する子会社京急イーエックスインを設立し、運営管理を委託する。なお、1号店は大森海岸駅前で今年11月に105室でオープン、2号店は新馬場駅北口に127室で来年8月の開業を予定している。

 ホテル展開は駅に隣接する立地を活かし、予約はインターネット、携帯で簡単、かつ迅速、精算もチェックイン時に完了し、チェックアウトの手間を省く。遮音性能の高い客室とし、シモンズ製ベッドを採用、エレベーター使用は宿泊者専用のカードキーを必要とするシステムでセキュリティにも配慮している。さらに、客室の装備では、全室無料で高速インターネット接続ができるほか、20インチワイド液晶テレビでビデオ・オン・デマンド・システムを採用する。