アクセス、航空会社対象にパーティを開催−マーケットシェア維持に3施策

  • 2007年7月11日
 アクセス国際ネットワークは7月10日、「アクセス・エアラインパーティー」を開催、航空会社各社を集め、現状や今後のサービス展開などを明らかにした。同社代表取締役社長の松原善朗氏は「昨年はシェアを多少なりとも伸ばすことができた」と語り、集まった航空各社からの協力に感謝の意を示した。さらに、「日本地区最大のCRSとして、日本市場のニーズにきめ細かく対応し、ナンバーワンのCRSとしてマーケットシェアを維持していきたい」と述べた。その施策として、支店スタッフを含めた全国のネットワーク、ニーズに合わせたサービス、コールセンターやサポートセンタなどのCS強化による3つの施策を中心に対応していくという。

 また、秋には新運賃システムに移行する。これはオープンシステムで対応するもので、航空会社の多様化する運賃に対応することが狙いで、松原社長は「CAT35のバージョンアップやCAT25も導入する」とした上で、「今後の旅行会社、航空会社の業務効率化に役に立つ」と明らかにした。なお、eチケットに関しては、来年5月末に間に合う形で対応を進めていくことも言及した。