国交省、今年度の「観光地域づくり実践プラン」地域を選定

  • 2007年7月11日
 国土交通省は7月10日、国際競争力のある観光地づくりを推進する施策の一つである「観光地域づくり実践プラン」について、今年度の実施地域を選定した。この施策は、観光立国実現に向け、地域特性を踏まえた多様な資源を活用し、地域の幅広い関係者が一体となって進める観光地域づくりを支援するもの。具体的には、地方公共団体やNPO、観光協会などの幅広い関係者が協議会を設立し、アクションプログラムの策定や事業の実施を自律的に進められるように国交省がサポート。インフラ整備などのハード施策とキャンペーン展開などのソフト施策の両面について、総合的に支援していく。

 今回の選定分は、「北上川流域観光地域づくり協議会」や「まるごと白山ファンクラブ協議会」、「南阿波観光振興協議会」など8地域で、例えばまるごと白山ファンクラブ協議会の場合、「見たい、知りたい、食べたい〜白山の自然と湯治の里(自然・健康・食・温泉を通して)〜」をテーマとしている。その他の選定地域は下記を参照のこと。

▽観光地域づくり実践プラン選定地域(協議会名/地域)
北上川流域観光地域づくり協議会/岩手県花巻市、北上市、遠野市、一関市、奥州市、西和賀町、金ケ崎町、平泉町、藤沢町
まるごと白山ファンクラブ協議会/石川県白山市
三島ルネッサンス推進協議会/静岡県三島市
鯖街道交流促進会議/福井県小浜市、若狭町、滋賀県高島市
甲賀広域観光まちおこし協議会/滋賀県甲賀市、湖南市
奈良のむらづくり協議会/奈良県奈良市、大和郡山市、天理市、宇陀市、山添村、斑鳩町、安堵町
南阿波観光振興協議会/徳島県阿南市、那賀町、牟岐町、美波長、海陽町
筑後川まるごとリバーパーク推進協議会/福島県久留米市、柳川市、大川市、子郡市、うきは市、朝倉市、大刀洗市、東峰村、佐賀県佐賀市、鳥栖市、神埼市、川副町、吉野ヶ里町、みやき町、熊本県南小国町、大分県日田市、九重町、玖珠町