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JATA、アウトバウンド推進でパスポート取得とチャーターを一体的に活用

  • 2007年6月22日
 日本旅行業協会(JATA)は第50回通常総会で、2006年度事業報告・収支決算報告、2007年度事業計画・収支予算を承認した。このうち事業計画では旅行需要喚起策として、アウトバウンドについてチャーター便を活用した海外旅行の促進とパスポート取得キャンペーンを一体的に取り組む。総会では「地域の旅行会社がチャーター便を活用して良い旅行商品を造成することが、結果的にパスポートの取得率の向上につながる」と会場から意見が出された。これに対し、JATA理事長の梅田春実氏は「アウトバウンドは地方行政が昔と比べ、関心は高くない。JATAは国際交流と相互理解の観点から、インバウンドを促進するためにアウトバウンドも促進する」と語り、アウト・インが表裏の関係にあるという考え方を改めて強調。地方の方々が海外へ行っていただくためにチャーター便を有効的に活用して欲しいという考えを強く示した。また、梅田氏は「太平洋、オセアニアについて戦略的に取り組む」として、ハワイをはじめアメリカ、オーストラリアなどビジット・ジャパン・キャンペーンとも連動し、ツーウェイツーリズムの実現を目指す。