関空、5月の国際線旅客数は4%減の85万7400人

  • 2007年6月18日
 関西国際空港の5月の国際線旅客数は、前年比4%減の85万7400人で、このうち日本人旅客数は8%減の57万930人、外国人旅客数は8%増の25万8310人であった。通過旅客数は21%減の2万8160人。方面別では特に北米路線の減便が大きな影響を与えており、通過客の減少もアジア/関空/北米路線の乗り継ぎ需要が減ったことを反映している。一方、中国や台湾などについては海南航空(HU)の北京便新規就航など便数が増加してきている。国内線の旅客数は前年同の46万5306人。

 関西国際空港では現在、例えば6月12日から13日にかけて大韓航空(KE)とアシアナ航空(OZ)に対してエアポートプロモーションを実施するなど、航空路線の充実に向けた施策を続けており、今後も全ての方面の航空会社に対して働きかけを行っていく構えだ。