アクセスとAF/KLが合同パーティ開催、AXESSが2社の推奨CRSに選定

  • 2007年6月15日
 アクセス国際ネットワークはこのほど、東京地区の主要旅行会社を対象に、エールフランス航空(AF)、KLMオランダ航空(KL)と合同で「夏旅セールスキックオフパーティー」を開催した。これはAXESSがAF/KLの推奨CRSに選定されたことを記念して開催されたもの。2007年4月に始まった新しい契約後、初めて迎える夏の繁忙期を前に、AF/KLの予約に際して、AXESSの利用の利便性をアピールし、旅行各社に利用を促した。

 新しい契約は、これまでAF、KLと単独であったものをAF/KLの統合を機に見直し2社を統合し、3年間継続されるもの。今回の契約にあたり、新たにCAT35、2A方式を導入。グループについてeチケット発券ができることも大きな特徴だ。

 会場で、AF東日本地区旅客営業本部長のジャン・リュック・メヴェレック氏は、「2007年4月から、AFが利用を推進しているCAT35や2A方式に対応しているAXESSは予約に便利」と語り、利便性をアピール。また、東日本地区法人営業部長の中島良夫氏は、新たな契約を結ぶにあたり、AXESSの機能向上に対する努力を評価。さらに、「日本から欧州各都市への予約記録上のトラブルが減り、機能が改善されたことで便利になった」と語り、運用についても満足感を示している。なお、AFは、2008年1月に完全eチケット化を実現する計画だ。

 アクセス国際ネットワークの代表取締役社長の松原善朗氏は、今回の新たな契約と推奨CRSに選定されたことについて、「日本市場でアクセスの優位性とシステム改善における努力がAF/KLに評価された」と両社に感謝の意を示すと共に、欧州方面で最大規模の座席数を持つ両社からの予約の伸びに期待を示した。

 また、100%eチケット化の移行が延期されたことについて、「良い判断」とコメント。今回の決定により、航空各社の特性に合わせたサービスの改善について、時間にゆとりが生まれたという考えを示した。