関空、利用促進のツアーコンペを実施−優秀商品に協賛金

  • 2007年6月11日
 関西国際空港はこのほど、関西国際空港全体構想促進協議会の協賛により、2007年度の冬期の需要喚起を目的とする「2007年度関空利用促進ツアーコンペ」を実施する。これは旅行業者から関空発着の海外、国内の旅行商品の提案をコンペ形式で募集、優秀商品にはパンフレット、新聞広告費などのツアー募集広告の制作費を対象に総額1200万円の協賛金を支出する。対象は2007年10月1日から2008年2月29日の期間、関空を発着する海外、および国内のツアー。募集期間は6月11日から7月6日だ。2006年度は61企画の応募から、海外18企画、国内3企画を選出している。

 応募資格は海外旅行部門が日本旅行業協会(JATA)、全国旅行業協会(ANTA)会員の第一種旅行業者、国内旅行部門はJATA、ANTA会員の第一種、第二種旅行業者。審査選考の主な基準は新規就航、開設、路線拡大、社会現象などを捉えた企画であること。選定にあたり、関空発着便の特長が効果的に活かされ、目的地の魅力を的確に紹介した商品を重視する。

 海外旅行は関空発着の国際線を利用するアウトバウンド商品が対象。国内線と国際線の乗り継ぎの利便性を活かした「地方発・関空経由・海外行き」をはじめ、中国、四国、北陸、参院、中部地方からの集客増加に向けて、陸路を含んだアクセス方法に工夫がある商品、フライ&クルーズやロングステイの下見ツアーなど団塊向け商品と、7つのテーマを設定している。国内旅行は関空発着の国内線を利用する関西発、あるいは関西での着地型商品が対象で、着地型商品は特にリピーター化の期待が持てる商品について評価する。

 応募方法は、協賛を希望するツアー募集広告の版下(またはレイアウト、手書きも可)、応募用紙を記入し送ること。なお、応募用紙のダウンロードやツアーコンペの詳細は下記を参照のこと。


▽関空オフィシャルサイト
http://www.kansai-airport.or.jp/