ハワイ、4月の訪問者は8.9%減、消費額も減少−HTJは業界向けに継続してPR

  • 2007年6月5日
 ハワイへの4月の訪問者数は前年比8.9%減の9万1546人、一人当たりの消費額は4.1%減の258.5米ドルとなった。ハワイ全体への訪問者数も1.0%減の58万2466人となり、やや低調だ。一部によると、ハワイのホテル稼働率も60%台を切るなど、一時のハワイの客室確保難が落ち着いた感が見られる。ハワイ州観光局(HTJ)では、以前から進めてきたオフ・ピーク期の送客についても力を入れる考え。

 また、6月18日にはハワイ州知事のリンダ・リングル氏が来日し、旅行業関係者と意見交換をする予定。HTJでは旅行業界に対し、引き続き情報提供をしていく方針で、大きくはハワイセミナーの開催と研修旅行の2本柱となる。セミナーはハワイ関連の旅行関係会社が組織するハワイ会イーストと既に札幌、仙台で共催、今後は横浜で開催する予定のほか、ハワイスペシャリストを対象とした研修旅行も実施する。また、日本旅行業協会(JATA)中四国支部と共同で研修旅行を実施し、ハワイの実地を知ってもらうことで販売につなげてもらう考えだ。