オアフ、ワイキキの多様性を強調、歴史、文化と現代が融合する魅力アピール

  • 2007年5月30日
 オアフ観光局は今後、歴史、文化に加え、コンテンポラリーな魅力を兼ね備えたワイキキの多様性を打ち出していく。これはオアフ観光局、ハワイ・ツーリズム・オーソリティー(HTA)などが昨年から協議した結果、決定した方針。マーケティング指針としては、スタイル、キュイジーヌ、エンターテイメント、アクティビティの4本柱を強く打ち出していく。

 このうち、スタイルではハワイらしさ溢れる個性的なショップが集まるショッピングスペースをはじめ、ハワイ限定商品などを提案。また、キュイジーヌについては国際色豊かな食文化、パシフィック・リージョナルな食をはじめ、ハワイで作られたオーガニックな食材に注目。料理プログラムなどを提案することで、ここ数年で質が高まるハワイの食の魅力を紹介していく。

 さらにエンターテイメントでは、これまで紹介されてきたルアウやナイトショーに加え、新たなショーや無料で気軽に参加できるライブ・ショー、イベントを打ち出す。アクティビティは数百にもおよぶことから、日本マーケットでも主流であったアクティビティに加え、体験型アクティビティや大小多様なイベントを紹介。そのほか、ダウンタウンでは州からの補助予算もでるなど、活発な開発が進むほか、ノースショアもサーフフィン・タウンのイメージに加え、インフラ整備を行うなどブランディング協議を進行中。リピーター向けではカイルアタウンやカネオヘタウンが注目を浴びており、シャトルバスなどトランスポーテーションも良いスポットであるという。