JGTA会長金杉氏、グアムの変化を強調−家族参加のインセンティブ成功例も

  • 2007年5月28日
 日本グアム旅行業協会(JGTA)会長の金杉雅宣氏は、グアム各所でハード面の拡充が進む中、JGTAとしては特に安全や快適さに配慮した取り組みを進めていると語った。既にマイクロネシア・アシスタンス・サービス(MAI)という24時間体制の緊急アシスタンス・サービスを展開しているが、これに加えJGTA内の治安安全コミッティが主導し、安全情報を5チャンネルで放映し始めたことを紹介。また、ホテルの内装や庭園などで造花が目立っていたが、昨年から各ホテルに生花へ変更を促すキャンペーンを展開し、各ホテルの賛同を得られており、大きな成果があったという。ハード面ではホテルを筆頭に、ゴルフ場、ショッピングセンターなどが積極的に投資をして、「かつてない程に強力なデスティネーションになっている」と強調した。

 また、先ごろ、アムウェイのファミリー参加型のインセンティブ旅行で約860名がグアムを訪問したことを紹介。金杉氏はグアムはコネクティング・ルームが多く、日本の地方空港から約3時間のフライトで到着し、日本語が通じるデスティネーションであることから、インセンティブ旅行の招聘に最適と強調。また、アムウェイの場合、インセンティブ旅行でモナコを訪問した過去の事例もあるが、グアムではファミリーで参加が可能となるなど、近さ、ハード面、ソフト面とグアムが持つ総合力の強みを生かした受け入れを紹介した。