ほのぼの正月


神社は高台にあり、ずっと前から神社の直ぐ横には公園があります。今回訪れたら、公園の東側に以前はうっそうと茂っていた杉の木がバッサリと切られていました。今年からスタートしたという甘酒サービスを担当していたおじちゃんに聞いたところ、何でもこの神社は、すぐ横の公園から美しい初日の出を望むことができたことから、「日の出神社」と呼ばれていたとのこと。地域の人々が初日の出を見に再び集まるようになったら、と自治会で意見が出たそうで、杉の木を伐採し、日の出を望めるように環境を整えたそうです。
神社ではこの伐採した杉の木を利用してまな板を販売していました。このアイディアはどうなのかな、と思いましたが、20代位の青年が(親に頼まれたのか?)買っていたり、数人がまな板を選んでいました。幼少時代と比べて思いのほか神社を訪れた地元の方々は多かったようにも思います。そんな地域の取組みにほのぼのしたほか、おせちやお雑煮を食べ、ゆっくりとした年末年始を過したのでした。
トラベルビジョン 高原 美幸