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ウルグアイのワインに感動

  • 2006年11月27日
 先日、南米出張に行ってきました。今回は、そのときのワインのお話を。
 南米のワインと言えば、日本ではチリが有名ですが、ウルグアイのワイナリーで出会ったワインのお話です。

 この国の魅力は後日記事でお伝えしますが、お酒好きの私にとって一番印象に残ったのがワイン!

 ヨーロッパ移民の伝統にのっとった丁寧な作業で、本当においしいワインが作られています。 特徴は、メルローやカベルネだけでなくマルベックやタナという品種のブドウが使われていることです。特に、ヨーロッパで育成させるのが難しく、ウルグアイに最初に持ち込まれたタナは、南米特産ともいえる醸造家たちにとって夢のブドウだそう。大西洋とラプラタ川からもたらされる適度な湿度と年間通して温暖な気候がブドウによく合ったといわれています。その味わいはフルーティーで、力強く香りも味も最高!

 ワイナリーでは、タナ種のワインは熟成させる時間が長く、オリがある場合が多いので、デキャンタするのが一番おいしい飲み方だと教えてもらいました。そして、スーパーマーケットなどで購入できる価格は日本円で200円〜2000円ととってもリーズナブル!! たくさん、お土産に買いたくなりましたが、ワインは液体・・・。飛行機への持ち込め制限を思い出し、泣く泣くあきらめました。。。本当に、ワインを機内に持ち込めない時代をうらめしくおもいつつ・・・。

 ウルグアイには、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから高速船に乗って約1時間。第一回ワールドカップが開催された首都のモンテビデオと、世界遺産の街コロニアのふたつを港を選ぶことができます。どちらも南米とは思えない、石畳の街並みが美しいヨーロッパの街ですが、この国を訪れる日本人は年間約3000人弱。まだまだ、このワインの素晴らしさは知られていのは残念です。

 お隣アルゼンチンでは、マルベック種を特徴としてメンドーサ地方で質のよい物が作られているそう。普段、チリのワインなどいただきますが、改めて南米のワインの素晴らしさに気づかされる旅となりました。

トラベルビジョン 山岡 薫