ジェイティービーとジェーシービーは6月1日、両社の現在発行するギフト券のサービス内容とデザインを統合、それぞれ「JTBナイスギフト」「JCBギフトカード」の名称で発売する。統合するギフト券は、「JTBナイスシリーズ（ナイスショップ、ナイスステイ、ナイスグルメ、ナイスジョイ）」と「JCBギフトカード」。これにより消費者は、業界最大規模の50万店以上のJCBギフトカード加盟店と、1万1000店以上のJTBギフトカード加盟店の両方を利用することが可能になる。販売目標額は現在の合計売上額1080億円に対して、初年度が1200億円、発売5年後には1430億円としている。

　今回の統合は昨年、JTBとJCBが包括事業提携により設立したJ&J事業創造による成果の一つ。この新統合ギフト券事業と、JTBが推進する旅行券「ナイストリップ」の発注、発券、回収、清算などのオペレーション業務は、「J&Jギフト」が受託する。


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