TIA、訪問者増めざし、旅行見本市「パウワウ」に米以外の航空会社招聘へ
(アナハイム発:高橋絵美) アメリカ・カリフォルニア州アナハイムで開催されている旅行見本市「パウワウ」において、全米旅行産業協会(TIA)ヴァイス・プレジデントのブルース・ボンマリート氏は、具体的な案を交えながら日本市場からの訪問者数の増加の方策を語った。
ボンマリート氏はアイデアのひとつとしながら、来年からパウワウにアメリカ系航空会社だけでなく、日系をはじめとする各国の航空会社を招聘し、バイヤーである旅行会社とのコミュニケーションを深めることを提案していくという。特に、日本では関西空港からのアメリカ本土への便数が減少しており、アメリカ領事も懸念材料としているところ。ブルース氏としては、パウワウへの招聘をスタートラインとして、復便、あるいは就航につながって欲しいという考えだ。
また、プロモーションでは政府が主導するツーリズム関連のサイトで、民間企業も協力。これは日本語を含む5ヶ国語で展開するものだが、消費者がこのサイトを利用してもらうため、単なる翻訳サイトではなく、日本独自のコンテンツとして掲出し、その際には日本の旅行業界への理解も踏まえた構成としていくという。こうした点から、昨年に引き続き、TIAとしてロビー活動などを通じ、アメリカのプロモーション活動を目的とした政府予算を、財政状況としては厳しいながらも獲得を目指す姿勢だ。
ボンマリート氏はこれまで、日本/アメリカの二国間の訪問者数の増加に向けた覚書(MOU)に基づき設置された、日米観光交流促進協議会の日本アウトバウンド/アメリカインバウンド部会のアメリカ側議長を務めており、アメリカ大陸で最も日本人訪問者数の多いデスティネーションのひとつであるネバダ州観光局局長も務めてきた日本通の人物だ。
ボンマリート氏はアイデアのひとつとしながら、来年からパウワウにアメリカ系航空会社だけでなく、日系をはじめとする各国の航空会社を招聘し、バイヤーである旅行会社とのコミュニケーションを深めることを提案していくという。特に、日本では関西空港からのアメリカ本土への便数が減少しており、アメリカ領事も懸念材料としているところ。ブルース氏としては、パウワウへの招聘をスタートラインとして、復便、あるいは就航につながって欲しいという考えだ。
また、プロモーションでは政府が主導するツーリズム関連のサイトで、民間企業も協力。これは日本語を含む5ヶ国語で展開するものだが、消費者がこのサイトを利用してもらうため、単なる翻訳サイトではなく、日本独自のコンテンツとして掲出し、その際には日本の旅行業界への理解も踏まえた構成としていくという。こうした点から、昨年に引き続き、TIAとしてロビー活動などを通じ、アメリカのプロモーション活動を目的とした政府予算を、財政状況としては厳しいながらも獲得を目指す姿勢だ。
ボンマリート氏はこれまで、日本/アメリカの二国間の訪問者数の増加に向けた覚書(MOU)に基づき設置された、日米観光交流促進協議会の日本アウトバウンド/アメリカインバウンド部会のアメリカ側議長を務めており、アメリカ大陸で最も日本人訪問者数の多いデスティネーションのひとつであるネバダ州観光局局長も務めてきた日本通の人物だ。