新規航空会社3社のGW予約、九州方面が好調、北海道は微減

  • 2007年4月24日
 日系新規航空会社3社のゴールデンウィーク期間(4月27日〜5月6日)の予約状況が出揃った。今年は特に、九州方面の好調が目立つ。

 スカイマーク(BC)の提供座席率は前年比11.9%増の13万7781席、予約数は30.2%増の8万6655人、予約率は8.9ポイント増の62.9%となった。福岡線、神戸線ともに提供座席数を前年より増加し、予約数も福岡線が42.2%増、神戸線が13.9%増と推移。また、06年夏期から運航した那覇線は提供座席数が1万2208席、予約数が7495人で、予約率は61.4%となっている。

 スカイネットアジア航空(6J)も、期間中の宮崎線で計6便、熊本線で計4便の臨時便を運航するなど、提供座席数を5.6%増の4万3831席と増加。予約数も38.4%増の2万9094人と好調に推移している。

 一方、北海道方面ではBCが札幌線の提供座席を10.2%減の4万2296席と減少エア・ドゥ(HD)も今年、提供座席数を7.3%減の6万553席に引き下げた。予約数は16.1%減の4万8035人、予約率は4.6ポイント減の79.3%となっている。ただし、予約率は札幌線が93.9%、旭川線が79.5%、函館線が85.1%と高い数値を示している。