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AIU、日本で初めて既往症や持病の応急治療費用を補償、ビジュアルも刷新

  • 2007年4月23日
 AIUは5月1日から、31日以下の旅行で既往症や持病を補償する特約を全プランに自動付帯する新たな海外旅行保険を発売する。この特約を自動付帯するのは日本で初めて。新海外旅行保険では、応急治療費用などを最高300万円まで支払うほか、既往症、持病の申告なしに加入ができる。AIUでは今回の新商品で旅行会社の販売促進につながるとの考え。今後は、加入時の「健康に関する告知欄」の説明が不要で、事務負担も大きく軽減され、作業効率も向上するという。

 AIUは4月20日、旅行業界に向けた発表会を行い、AIU保険日本における代表者の寺田耕治氏は、AIUのモットーとして「お客様に選ばれる保険会社を目指すこと、そして旅行会社のパートナーと共に発展していきたい」と語り、「今回の新商品もゴールではなく、今後もお客様の役に立つことを発表していきたい」と語った。また、同じくAIU保険日本における代表者のジェフリー・L・ヘイマン氏は、外資であっても市場に合った商品開発に取り組む姿勢を説明した。

 また、新マーケティング・プランは、「世界のどこでも限りない安心を」をキーワードにAIU海外旅行保険の広告、商品ビジュアルを刷新し、パンフレットをパスポートといつもセットで所持してもらうようパスポートと同サイズとした。また、日本オリンピック協会(JOC)との契約で、2008年北京オリンピックのオフィシャル・パートナーとして活動を展開していく。