ベスト・オブ・ジ・アルプス、秋の旅行需要が増加−日本はアジア一の市場

  • 2007年4月13日
 ヨーロッパ・アルプスの代表的なマウンテン・リゾート全12団体で構成するベスト・オブ・ジ・アルプス(BOTA)の10団体が来日し、都内でワークショップを開催した。ミッションの代表を務めるグリンデルワルト観光局プレジデントのサミュエル・サルム氏によると、日本人旅行者の訪問時期は夏季に集中していたこれまでの傾向から、昨年は秋の需要も拡大したという。ハイキングをはじめ快適に過ごせる温暖な秋の魅力を打ち出してきており、サルム氏はこれまでのプロモーションが結実しつつあるという。

 今後は夏のピーク前となる6月頃の時期に、日本人旅行者の拡大が狙えるとしており、夏限定ではなく6月から10月頃まで旅行を楽しめる時期であることをアピールしていく。さらに、「日本はアジア第1位の市場」であることから、今後もアジアマーケットは日本を中心としてプロモーションを展開する方針だ。