ルックJTBのベストパートナー賞−NW航空とニュージーランド政観に

  • 2007年4月12日
 JTBワールドバケーションズ(JTBW)はこのほど、新たに「ベストパートナー賞」を創設、4月11日に都内で表彰を行った。この賞は、1年間にルックJTBに対して最も貢献度の高い取引先に感謝の意を表すもの。選考基準は、「日本人の海外旅行とツーリズムを高める試み」、「パッケージツアーのビジネスモデルに好影響を与える施策」、「変化を続ける市場への柔軟な対応」などの観点から、具体策の提案、かつルックJTBの商品、あるいは販売施策で好結果に繋がったもの。第一回の受賞団体は、ノースウェスト航空(NW)とニュージーランド政府観光局が選ばれた。

 NWは新施策「早特60」を設定し、ハワイ、ミクロネシア、アメリカ訪問での増売につながったことが選定理由。NW日本地区営業部/営業推進部本部長ジェフリー・S・バーニアー氏は「今回の表彰は本社を通じて、全世界のNWに伝わっている。JTB、ルックJTBからの表彰は非常に光栄だ」と語り、国際事業・アライアンス・情報システム担当執行副社長兼NWAカーゴ会長のフィル・ハーン氏が「日本のノースウエスト航空の全スタッフに対してこの努力に対して敬意を表す」と社内コメントを出しているという。

 ニュージーランド政府観光局は昨年、ルックJTBの新商品として「セルフドライブ・レンタカー」、またニュージーランドのゴールデンルート以外のデスティネーションを訪れる商品について、レンタカーで全国キャラバンやJTBと共同での販売施策などに協力した。日本局長のジェイソン・ヒル氏は「これまでの山、羊という定番イメージから脱し、洗練されたものを紹介していきたい。JTBとの展開はこうしたプロモーション方針に沿い、かつ新たなイメージを打ち出せた」と評価。「来年も引き続き受賞できるようにしたい」とも語り、引き続き協力していく姿勢だ。