BA、新ターミナルへの移転スケジュール−日本線など来年3月末に

  • 2007年4月12日
 ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)はこのほど、ロンドン・ヒースロー空港ターミナル5(T5)の2008年3月27日のグランドオープンに伴う路線発着の移転スケジュールを公表した。これによると、全体を4つの時期に区切り、順次、移転することとなる。

 第1段階は3月末に移転。ターミナル5での発着に変更する。これに含まれるのは、現在ターミナル1に発着する長距離路線、バルセロナ、マドリッド、リスボン、ニース、ヘルシンキ路線を除くターミナル1発着の短距離路線、およびターミナル4で発着する短距離路線、ターミナル3に発着しているマイアミ線。これにより、BAのヒースロー空港発着の70%ほどがターミナル5での発着に変更となる。

 第2段階は4月末で、ニューヨーク線、ワシントンDC線、デリー線、ケープタウン線などターミナル4を発着する長距離路線が移転。ただし、カンタス航空(QF)とコードシェアをするバンコク線、シンガポール線、シドニー線などは対象外。第3段階は6月末を予定しており、バルセロナ、マドリッド、リスボン、ニース、ヘルシンキ線などが移転。最後の第4段階には、ワンワールド加盟航空会社の施策として、BAとQFのコードシェア便がターミナル3に移転する予定だ。これにより、BAの運航便の約90%はターミナル5での発着となる。