中部国際空港、静岡、長野、北陸からの利用者増加をめざす

  • 2007年4月6日
 中部国際空港は今後、現在の利用者層の中心となる愛知県、岐阜県からの利用に加え静岡、長野、北陸方面からの利用者の増加をめざしたエアポートセールスを展開していく。こうした方策に積極的に取り組むのは、東海北陸道の全通により北陸圏と中部圏の利便性が向上することが期待されていることを受けたもの。静岡県を含め、いずれもバスでの輸送を見込んでおり、貸切バスでの輸送についても増加していくものと想定。こうした場合についてのインセンティブも検討していく考えだ。

 現在、中部国際空港は旅行会社対象としてテレビ番組とタイアップする旅行企画の募集をしているほか、先ごろ同社副社長の山下邦勝氏は格安航空会社(LCC)を含む航空会社の誘致活動を積極化する考えを示しており、日本国内の集客と航空会社の就航と併せたエアポートセールスとしていく考え。