DS模擬問題:オーストラリア編3

問 西オーストラリア州でサンゴの産卵を見ることができる場所は次のどれか
A アルバニー
B ジェラルトン
C エクスマウス
D ブルーム
――正解は最下行へ
ここに注目!
▽オーストラリアで見られる、サンゴの産卵
サンゴの産卵が見られる地域の一つとして、パースから北へ1270キロメートル、車で約14時間の町、エクスマウスを玄関口とするニンガルー・リーフがある。産卵は3月から4月の満月の夜から約一週間後に見ることができる。ジンベイザメと一緒に泳ぐことができるコーラル・コーストのこの地域は、200種以上のサンゴとマンタ、ジュゴン、イルカをはじめ500種類以上の魚が生息し、ダイビングやシュノーケリングを1年中楽しめるスポットが点在している。
▽西オーストラリアに残る神秘の自然現象と秘境
・シャーク・ベイ
西オーストラリア州で初めて世界遺産に指定された場所。コバルトブルーの遠浅の海には、500種類以上の魚や哺乳類が生息するほか、世界最大の海藻の森もあり、海の生態系のすべてを見ることができる。特にジュゴンは1万頭も生息しており、マンタ、ザトウクジラ、ウミガメも多い。また、シャーク・ベイには世界で2つしかない貝殻でできたビーチの一つ「シェル・ビーチ」がある。深さ7メートル超、長さ110キロメートルにおよぶビーチ一面を、小さな白い貝殻が覆い、美しく稀有な光景を作り出しています。
このほか、岩のような古代生物・ストロマトライトの群生地で、海洋自然保護区となっているハメリン・プールもある。35億年前から存在するストロマトライトは、地球上で初めて酸素をつくった生物として、摩訶不思議な景観を作るとともに、世界の科学者たちにも注目されている。
・バングル・バングル
西オーストラリア北部のキンバリー地区、24万ヘクタールもの広さをもつパヌルル国立公園にある奇岩群。この地域は20年ほど前まで、地元のアボリジニだけにしか知られていなかった。ちなみに「パヌルル」はアボリジニの言葉で“砂の岩”を意味する。約3億5000年前から2000万年にもおよぶ風雨の侵食を受け、オレンジと黒の縞模様の丸みを帯びた形砂岩は、まるで蜂の巣が連なっているかのよう。高さは約250メートルに達するものもある。多くの野性動物が生息するカセドラル峡谷やピカニニー峡谷などへも、徒歩でアクセスが可能。公園内のクラジョン・キャンプやワラディ・キャンプで宿泊もできる。ただし、公園が開園するのは4〜12月のみで、雨季は立ち入り禁止となっている。
オーストラリア政府観光局
http://www.australia.com/places_to_go/explore_by_maps/Western_Australia/Prod_Map_STD1.aust?C=JP&L=ja
西オーストラリア政府観光局 http://www.jp.westernaustralia.com/worldheritage.html
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