日米航空協議、全般的に意見交換−羽田進捗状況の情報提供も予定

  • 2007年4月2日
 日米航空当局間協議が3日、4日の2日間にわたり、ワシントンで開催される。日本/アメリカ間での航空協議では喫緊の課題は無いものの、日本側はノースウエスト航空(NW)、ユナイテッド航空(UA)フェデラルエクスプレスなどの先発企業とその他の後発企業との枠の相違に関する是正について意見交換をするほか、アメリカ側からはオープンスカイに対して話し合いが行われる見込み。また、日本側からはアメリカが興味を持っているとされる羽田空港に関して、工事をはじめ、国際化による発着回数など現況に関する情報を提供する。

 なお、日米間の現在の運航状況は旅客便が週467便、貨物は週115.5便となっており、日本企業は日本3地点からアメリカ10地点、米国企業は9地点から23地点へ運航。旅客輸送実績は2005年度で236万人、このうちアメリカ本土が671万人、ハワイ313万人、グアム・サイパンが253万人となっている。