日本／ベトナムの航空当局協議が開催され、旅客便と貨物便を合わせ、輸送枠の拡大で一致した。これによると、関西線が現行の週7便から週14便、名古屋線が週3便から週7便、福岡線が現行の週3便から週7便、路線限定なしで新たに週2便の運航が決定したもの。また、東京線を除き、日本、ベトナム双方に週7便の貨物専用便の運航が可能となる。

　協議では、ベトナム側からの意見で以遠地点、または中間地点として3地点を双方で使用することを可能とし、この3地点は今後、特定される見通し。各路線の増便のうち、ベトナム側は関西の需要に興味を示したほか、名古屋でも中期的な需要の拡大に期待をしているという。日本側としては、2005年11月に開催した日本／ベトナム間の航空協議から継続して提案している大阪、名古屋線の増便を実現できるかたちとなり、満足の行く結果であるとしている。