ワールドエアシステムなど、ネット上で予約と同時に航空券購入サービス開始

  • 2007年2月28日
 ワールドエアシステムと日本システム開発、デジタルハリウッド・エンタテインメントは4月から、正規、PEX、IITなど全ての海外航空券を予約と購入が即時完結できるインターネットサービスを開始する。これにより初年度は販売目標を2万人、売上高10億円、3年後には60万人、売上高150億円を狙う。

 2008年には航空券の完全eチケット化をはじめ電子化を推進しており、インターネット経由で航空券を購入する需要が増加することが見込まれる。その一方、旅行会社の海外航空券購入手続きはオンラインのみで完結しなく、ユーザのニーズに応えるサービスを十分に提供できていない。WASなど3社は旅行会社の予約手続き、システム、サイトの制作・プロモーションと各社がそれぞれの分野で持つ専門性の強みを活かし、「海外航空券 インターネット自動販売機化プロジェクト」として、サイト上で完全に完結するシステム化を実現した。今年4月から完全無人運用を目指し、サービスの一部を開始すると共に、今年度中には完全サービス化を図る。また携帯サイトでの展開も予定している。