羽田空港、お客様の満足度は前年とほぼ同様−国際化は7割が「知らない」

  • 2007年2月27日
 日本空港ビルデングは「お客様満足度調査」を実施、このほど調査結果を発表した。これによると、第1ターミナルの総合満足度は2005年の調査と同ポイントの71.8%、第2ターミナルは0.5ポイント減の76.3%なった。また、暫定国際線ターミナルの総合満足度は51.2%、不満足は11.2%で、このうち年間利用回数が3回以上の複数利用旅客の満足度は59.3%と高くなることが分かった。また、2009年の羽田空港の国際化について、「新しく国際旅客ターミナルが建設されることを知っている」という質問に対して、知っているという回答は28.0%に留まり、知らないは69.2%と7割程度の羽田空港利用客が、羽田空港での国際化について知らないことが分かった。

 このほか、空港の案内については、エアポートコンシェルジュの利用率が第1ターミナルでは5%、第2ターミナルでは3%と低いものの、利用者の満足度は第1ターミナルが81%、第2ターミナルは90%と高い評価を得た。その他のサービス面でも、従業員への声のかけやすさ、お客様の立場に立った対応、従業員のサービスの迅速さ、従業員の身だしなみなどの項目で前年の評価ポイントを第1ターミナル、第2ターミナル共に上回った。