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羽田空港、第2ターミナル南ピアの供用開始

  • 2007年2月19日
 日本空港ビルデング株式会社は2月15日から、羽田空港第2ターミナル南ピアの供用を開始した。周辺工事費、および設計費などを含む総事業費は、約115億円。新設された67番スポットは、大型機、中型機の場合は1機、小型機は同時に2機が駐機できる日本で初めての「PBBマルチスポット」運用となる。

 南ピアは、旅客ターミナルビルから航空機に直接乗降できる固定スポットが5ヶ所新設され、第2ターミナルビルが合計20スポット、第1、第2ターミナルビルの固定スポットは合計44ヶ所となった。これにより、航空保安対策のための到着旅客と出発旅客の動線を完全に分離したほか、高齢者や身体障害者に十分に配慮したターミナルビルとなった。

 第2ターミナルのゲートラウンジは、広くゆったりと過せるパソコン・プリンター・コピー機などビジネス機能が備わった「ビジネスサポート」、マッサージ機12台が並ぶリラクゼーションコーナーや人気菓子店やスターバックスコーヒーなどが設置された。