JTB関東、地球温暖化を考えるアメリカエコツアーの旅を設定

  • 2007年2月19日
 JTB関東はこのほど、エコツーリズムネットワークのリボーンと共同で「地球温暖化を考える アメリカエコツアー6日間の旅」を発売した。これはアメリカ西海岸の環境事情を見学するツアーで、旅行に初めて自然エネルギー専門家が同行する企画だ。また、旅行中に環境を見つめる機会を提案することも狙う。

 ツアーは世界で初めて住民投票で廃炉となったカリフォルニア州のランチョセコ旧原子力発電所、ワイン農家でのバイオマス運営見学、オーガニックワイナリーの昼食、世界最大規模7000基あるアルタモント風車群などを見学する。また、オプショナルツアーでは、世界最大級のオーガニックスーパーの見学とショッピングも用意している。

 JTB関東では地球温暖化が社会問題化する昨今、メディアに多く取り上げられるなど一般消費者の関心の高まりもあり、「どうすれば次世代まで地球上を気持ちよく旅ができるか」を旅行会社の視線で捉え、今回のツアー企画に取り入れたほか、今年1月に「JTB関東エコウィーク」とした取り組みを実施しているところだ。