アマデウス・ジャパンの2006年の航空、ホテル、レンタカーを合わせた旅行予約実績は前年比20％増となった。航空予約を筆頭に堅調な増加を示しており、同社では「日本でのアマデウスのシェアが拡大した」としている。アマデウスは2006年、ホテルの予約可能なホテル軒数を05年比で9000軒増としており、全世界で7万軒を突破した。これにより、予約対象ホテルが大都市に加え、郊外や地方都市へと拡充、利用者の利便性が向上した。

　2007年はeチケット率の向上、およびダイナミック・パッケージ市場の本格化などを契機とし、航空会社、旅行会社の旅行予約支援を拡大する。また、日本企業の活発な海外進出を受け、業務渡航の増加が予想されることから、企業向け業務渡航手配のITソリューション「アマデウス・eトラベル・マネージメント（アエルゴ）」を積極的に提案していく方針だ。