香港ドラゴン航空（KA）は2月17日、北九州空港を利用する香港行きで初となるチャーター便として、北九州／香港間を運航する。チャーター便は「キャセイパシフィック・インターナショナル・チャイニーズ・パレード」に参加する福岡県無形民族文化財指定の黒崎祇園山笠で、日本旅行が担当する。

　なお、このチャーター便は、香港発の旅行需要としてピークとなる旧正月の休暇と重なり、香港発の需要も見込まれており、双方向のチャーター便として展開する。なお、使用機材はエアバスA320-200型機で、総座席数は158席。

　KAは先ごろキャセイパシフィック航空（CX）グループとなっており、日本ではCXが総販売代理店を務めているところ。CXではKA運航による地方都市のチャーター便展開に積極的な姿勢を示しており、今回の北九州便を皮切りに2月末までに計40本のチャーター便、臨時便を日本／香港間で運航する予定だ。なお、チャイニーズ・パレードに関連し、「仙台すずめ踊り・仙台七夕飾り」の香港渡航についてもKAが仙台発着でチャーター便を運航する。