カナダへのワーキングホリデー人気が加速している。カナダ大使館のホームページでは、1月11日の時点で2007年度のワーキングホリデービザの申請受付を、5000人の定員数を満たしたため、終了した旨を案内している。同大使館では毎年秋に次年度のプログラム募集要項を発表するが、留学会社の大手ラストリゾートによると、2005年度は同年5月、2006年度は同年3月に定員数に達したのに対し、2007年度は受付開始から約2ヶ月半で打ち切りとなったという。

　同社によると、ワーキングホリデーでの年間の渡航者総数・約2万人のうち、カナダへの渡航者は約20％を占める。しかし、カナダのワーキングホリデー・ビザの申請受付が早期に終了するため、渡航機会をなくしたという例も多いという。2010年のバンクーバー冬期オリンピックを控え、今後も人気が続くとも予想していることから、ワーキングホリデーへの参加を希望する顧客には、早期の対応をすすめたい。