求人情報

関空、平成19年度予算案の内示、有利子負担策としてコスト抑制を継続

  • 2006年12月21日
 平成19年度予算財務省原案の内示で、関西国際空港関係は建設事業費40億円、補給金90億円、無利子資金の是正で10億円となった。建設事業は、既存施設の能力増強などを目的として、既存の1期事業について要求額40億円を満額確保、政府補給金も引き続き90億円となった。ただし、事業費の有利子資金調達分がスキーム見直し後の計画額を超えるための無利子資金の是正については、要求額に満たない10億円であった。

 限定供用までの予算額8400億円は措置されている一方、未だ予算スキームに対して有利子資金が333億円超過。関西国際空港代表取締役副社長の平野忠邦氏は、「(有利子資金の)負担が大きくなっている。来年度以降、強く要求したい」と語りつつ、対応として「コストを抑え、利用者の負担額を減らしたい」との考えを示した。