JATA・DI値、海旅がマイナスに後退、中国方面は好調
日本旅行業協会(JATA)が10月下旬から11月中旬に実施した海外、国内旅行市場の調査によると、海外旅行全般は予想以上に下回り「マイナス6」に後退、国内旅行市場はプラス値へ好転した。3ヶ月後の1月から3月について海外全般は後退を続け「マイナス11」を予想している。
旅行会社の業態別は、インハウスが「プラス20」と引続き好調さを感じている会社が多かった。また海外旅行系旅行会社が前回の「マイナス11」から「プラス9」へと好転をはたした。顧客層別では商用・視察が「プラス2」と上昇したものの、熟年が前回の「マイナス1」から「マイナス10」、ファミリーが「マイナス2」から「マイナス33」へと減少した。
方面別では、中国は前回の「プラス11」からさらに伸び「プラス17」を記録。アジアは下降したもののプラスに留まった。一方、アメリカ・カナダ方面は「マイナス25」から「マイナス40」へと大きく後退、ヨーロッパ方面も「プラス3」から「マイナス7」となった。
今回の結果に対して海外旅行ホールセラーからは夏場の勢いが滞ったほか、10月からの日系キャリアの燃油サーチャージの値上げが影響したと推測している。なお、3ヶ月後の見通しについて、欧米などのロング路線で不調が続く模様。あるインハウスでは、好調な中国の需要について、一部の地域に留まらず訪問地域に広がりがみえてきていると述べている。
▽海外旅行DI値(3ヶ月前/現在/3ヵ月後)
総合旅行会社/14/-12/-16
海外旅行ホールセラー/12/-22/4
海外旅行系旅行会社/-11/9/-18
リテーラー1/7/-4/-11
リテーラー2/-5/-11/-19
インハウス/47/20/3
▽方面別DI値(3ヶ月前/現在/3ヵ月後)
ハワイ/-12/-16/-14
アメリカ・カナダ/-25/-40/-39
ヨーロッパ/3/-7/-21
オセアニア/-36/-33/-35
ミクロネシア/-24/-26/-35
中国/11/17/9
アジア/9/1/-3
旅行会社の業態別は、インハウスが「プラス20」と引続き好調さを感じている会社が多かった。また海外旅行系旅行会社が前回の「マイナス11」から「プラス9」へと好転をはたした。顧客層別では商用・視察が「プラス2」と上昇したものの、熟年が前回の「マイナス1」から「マイナス10」、ファミリーが「マイナス2」から「マイナス33」へと減少した。
方面別では、中国は前回の「プラス11」からさらに伸び「プラス17」を記録。アジアは下降したもののプラスに留まった。一方、アメリカ・カナダ方面は「マイナス25」から「マイナス40」へと大きく後退、ヨーロッパ方面も「プラス3」から「マイナス7」となった。
今回の結果に対して海外旅行ホールセラーからは夏場の勢いが滞ったほか、10月からの日系キャリアの燃油サーチャージの値上げが影響したと推測している。なお、3ヶ月後の見通しについて、欧米などのロング路線で不調が続く模様。あるインハウスでは、好調な中国の需要について、一部の地域に留まらず訪問地域に広がりがみえてきていると述べている。
▽海外旅行DI値(3ヶ月前/現在/3ヵ月後)
総合旅行会社/14/-12/-16
海外旅行ホールセラー/12/-22/4
海外旅行系旅行会社/-11/9/-18
リテーラー1/7/-4/-11
リテーラー2/-5/-11/-19
インハウス/47/20/3
▽方面別DI値(3ヶ月前/現在/3ヵ月後)
ハワイ/-12/-16/-14
アメリカ・カナダ/-25/-40/-39
ヨーロッパ/3/-7/-21
オセアニア/-36/-33/-35
ミクロネシア/-24/-26/-35
中国/11/17/9
アジア/9/1/-3