香港ディズニーランド・リゾート、家族やOL、MICE目的の需要を喚起

  • 2006年12月18日
 香港ディズニーランド・リゾートは2007年の日本市場での取り組み、2008年までに登場する新アトラクションを紹介した。ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル・アジア・パシフィック代表の福田勤氏は、10月の社名変更を機に、アメリカのディズニー・リゾートに加え、世界各地のディズニー・リゾートのマーケティング、広報、営業など全てを管轄する体制への変更を説明。また、既報の通り日本市場で1月から、精力的な販促プロモーションを展開するという。香港ディズニーランド・リゾート・リゾートのセールス&トラベル・マーケティング副総支配人のジョッシュ・ダマーロ氏は、「日本から最も近い海外のディズニーランド」と語り、香港ディズニーランド・リゾートに昨年9月の開園以来、期待以上の日本人訪問者数を高く評価した。

 日本人来場者は香港ディズニーランド・リゾートを訪れる外国人のうち、シェアが高い。現在、夏季の休暇は小さな子供連れのファミリーが多く、それ以外はMICE関連の来場者、OLなどが多い。また、リピーター、クチコミで訪問する日本人も多く、リゾート内のホテル滞在の確立も高い。来年には市場調査を実施し、引き続き日本人の来園者を促していく。

 日本でのプロモーションは、香港ディズニーランド・リゾートの日本語ウェブサイトは来年2月1日に公式サイト内に開設するほか、日本語リーフレットをはじめ販促ツールの拡充をはかる。サイトでは香港ディズニーランド・リゾートのアトラクションやショーをはじめ、香港ならではのグルメ情報、ディズニー直営ホテルの情報を中心に紹介する。さらに、来年夏頃を目処に、同サイト内に旅行業界向けのページの開設も検討している。