ユナイテッド航空、国際線ファーストクラスに段階的に新シート導入

  • 2006年12月15日
 ユナイテッド航空(UA)は2007年第4四半期から、段階的にファーストクラスの新シートを導入する予定だ。これは、UAがこのほど発表した国際線ファーストクラス、およびビジネスクラスのシート改良に向けて約1億6500万米ドルの投資する計画の一環。対象機材は国際線で使用するボーイングB767、B777、B747型機を含む合計97機となる。

 新たなファーストクラスのシートは、現行と比べシート幅が約8センチメートル広く、好みの角度にリクライニングが可能、フルフラットベッドは最長約2メートルとなる。また、各座席には15.4インチのスクリーン・モニターがあり、オンデマンド方式による映画、テレビ番組、ビデオゲームなどのプログラムのほか、50チャンネル、3000曲におよぶ音楽番組から、ジュークボックス機能によって旅客独自のプレイリストの作成が可能など、最新のエンターテインメントを装備する。そのほか、145ヶ国で使用されている電源出力に対応したノートパソコン用の座席電源(110ボトル)、PDA、携帯電話、デジタルカメラなどの充電が可能なUSBポートなどを備える。