セントーサ総合リゾート落札会社が決定、ユニバーサルスタジオなど建設計画

  • 2006年12月14日
 シンガポールのセントーサ総合リゾートの落札会社にこのほど、ゲンティン・インターナショナル、スター・クルーズのジョイントベンチャーでインフィニティ・アット・ザ・ベイ社が決定した。セントーサ総合リゾートは合計3社が入札、各社52億円から55億円シンガポール・ドルの予算で企画していた。インフィニティ社の提案は、セントーサを楽しく、エキサイティングなファミリー・デスティネーションとしてポジショニングしていくこと。リゾーツ・ワールド・アット・セントーサと呼ばれる計画の中には、ホテル、会議施設、レストラン、ショップ、エンターテイメント、アトラクションが含まれる。

 具体的なリゾート計画案は、ユニバーサル・スタジオ・シンガポール・テーマパークの設置を筆頭に、イルカの生息地や鯨、鮫のラグーンなどを設けるクエスト・マリン・ライフ・パークのほか、ウォーター・テーマパーク「アクエリアス・ウォーター・パーク」、世界で初めてとなる海のシルクロード博物館「マリンタイム・エクスペリエンタル・ミュージアム」を設置。さらに、6300席の円形劇場を含む3つの劇場や2つのショー、有名シェフによるレストランや42のトリートメント・ルームをもつESPAスパ・センターを計画している。